関空連絡橋に衝突なぜ?タンカーはどこの会社?原因と復旧はいつ?

 

どうもふじぴーです。

2018年9月4日、強烈な台風により

関西を中心に甚大な被害が出ている。

 

関西国際空港の生命線ともいわれる

関空連絡橋にタンカーが衝突。

空港に取り残される原因の一つとなっていますが

今後どのような展開になるのでしょうか。

復旧状況や原因についてとても気になります。

 

 

 

関空連絡橋に衝突したタンカーはどこの会社?

 

 

まずは、衝突したタンカーの原因を知るために

この船がどのような船なのかを把握しなくてはなりません。

 

この船の名前は『宝運丸』(ほううんまる)。

所有している会社は『日之出海運株式会社』で

運航者は『鶴見サンマリン株式会社』です。

 

 

日之出海運株式会社ホームページ

※現在、原因不明で閉ざされています。

 

鶴見サンマリン株式会社ホームページ

 

 

総トン数、2,591t。全長は89mにもおよぶ

大型のタンカーになります。

 

このタンカーは『油送船』とよばれ

主に飛行機のJET燃料を運ぶために使用されています。

 

宝運丸は油送を終え

関西国際空港近くに停泊していました。

 

乗組員は11名いて、全員無事とのこと。

現在もまだ取り残されている状態との情報もありますが

随時救出作業が行われていたとの情報もあります。

 

 

※23:00追記

宝運丸乗組員全員が救助された模様。

 

燃料漏れ、爆発など起きなくてよかったですね。

 

燃料を運び終えた後で軽くなっていて

台風の風にあおられ移動してしまったのが

原因のひとつなのでしょうか。

しかし、ネットでの情報から

謎がひとつ生まれました。

 

 

 

関空連絡橋にタンカー衝突の原因は?停泊していた場所はどこ?

 

午後1時45分ごろ、関西国際空港付近に停泊していた宝運丸ですが

なぜこのような事態に陥ったのか。

 

宝運丸は、燃料輸送を終え

海中にいかりをおろして停泊していたとのことで

走錨(そうびょう/いかりをおろしたまま流されること)したようです。

 

原因は台風の影響で停泊していた場所から流されて

連絡橋にタンカーが衝突したとのことですが

いったいどこに停泊していたのかと調べると

なんと海の真ん中ではないかとの情報が。

 

 

これでは、流されてもおかしくない状況ではないでしょうか。

なぜこの位置に停泊していたのか。

引き続き情報を集めます。

 

 

ネットでも

 

大型台風が来る事分かっていてこの惨事

修復代はタンカー船の所有者に請求だな

 

など、疑問の声が上がっています。

 

 

孤立されている方々の気持ちを思うと

とてもやりきれない。

台風だけでもとんでもない状況にあるのに

人が未然に防げるようなことで

さらに追い打ちをかけてしまった。

 

海難事故に詳しいわけではありませんが

素人目にも、不思議でなりません。

なぜこのような状況が生まれたのでしょう。

 

 

日本海難史上最大の惨事『洞爺丸事故』も走錨が原因だった

 

不思議に思い、過去に似た事件はないのだろうかと調べていると

1954年。青函航路で起きた海難事故『洞爺丸事故』。

日本海難史上最大の惨事となった事件がありました。

 

この海難事故も同じように『台風の影響』と『走錨』が

原因とされていたようです。

 

港外に出た直後から猛烈な風浪に襲われ船長は投錨し仮泊することを決意、風下に圧流されたため西向きに針路をとったのち、19時01分に天候が収まるのを待つために函館港防波堤灯台付近の海上(真方位300度0.85海里)に投錨し仮泊。この頃札幌管区気象台19時発表の台風情報を無線室が受信し近藤船長に届けられる。寿都西方50キロの海上を北北東に進行中との内容に台風が過ぎ去ったと思い込んでいた船長は違和感を感じる(気象台は台風の速度が急におちたことを把握しておらず、実際に寿都西方50キロに到達するのは約2時間後)。やがて平均して40メートル、瞬間的には50メートルを超える南西方向からの暴風と猛烈な波浪のために走錨をはじめる(引用元:Wikipedia

 

仮定ではありますが、もしかすると

今回の宝運丸も、どこかしっかりとした場所に停泊する予定で

進んでいて、その途中で航行が無理だと判断し

投錨(いかりをおろすこと)し仮泊することにしたのかもしれない。

 

そうでなければあの状況で海の真ん中で止まっている理由が見つからない。

いずれにしても、台風の影響があることは重々分かっていたはずなので

前段階で予防はできたようにも思いますし

そもそも、前段階で多めに油送を終えるなり

台風当日に、わざわざ強行することを選ばないという

選択肢もあったのではないでしょうか。

 

 

【追記】関空連絡橋にタンカーが衝突した理由

 

当ブログに貴重なご意見をいただいた方々から頂戴した情報によると

いくつかの問題点がある可能性がありそうだとのこと。

 

ひとつは、船を運航していた人為的な操船ミスの可能性。

そしてもう一つは会社の判断ミス&圧力があった可能性。

 

大きく分けてこの2つの要因があった

可能性があるようです。

 

技術をしっかりと持つ人間が操船できていたのか。

判断を見誤らない経験を持つ人間が選ばれていたのか。

強大な台風に直面した際にどこまで

冷静な判断が下せるのか分かりませんが事故の要因の一つと言えるでしょう。

 

また、今回台風が来ることが分かっていたのに

このような油送作業の強行を選んだ会社、

もしくは強行を指示した会社がいる可能性。

 

今回の事故原因を究明するためには

この2つの事故の原因の可能性について

圧力のかからない第三者機関の調査が必要かもしれません。

 

※貴重なご意見をいただいた方々誠にありがとうございました。

 

 

衝突の関空連絡橋の復旧はいつ?

 

2018年9月4日22時現在、

復旧作業、復旧の目処など復旧がいつになるのか

詳細な報道されていない状況です。

引き続き発表が待たれます。

 

 

 

関空連絡橋にタンカー衝突!まとめ

 

(引用元:朝日新聞映像報道部)

 

日本一稼げる空港と呼ばれるほど

日本経済に影響力のある空港『関西国際空港』。

 

今回の強烈な台風21号の影響により

この国の要とも言える空港が大きな打撃をうける事態に陥りました。

奇しくも9月4日は関西国際空港開港記念日。

 

 

 

2018年9月4日23時現在、

まだ空港に取り残されていらっしゃる3,000人の方々の

健康、安否が気になります。

引き続き情報を待ちたいと思います。

 

 

14 Comments

黄軍

連絡橋衝突事故について、操船ミスと断定できます。
ミス1、停泊投錨の場所は陸からはるか離れた(20〜30海里)海の中で投錨するべき。
ミス2、エンジンをつけたまま風向き調整し、台風の通り過ぎを待つべき。
ミス3、9月3日に下ろしした後、直ちにこの海域を離れるべき。

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ふじぴー

黄軍さん、貴重なご教示ありがとうございます。
素人ながらなんらかのミスがあるのではと考えていましたが
操船ミスの可能性も考えられるのですね。大変勉強になりました。感謝致します!

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海運関係者A

内航海運に携わっています。

運航会社として台風が直撃する関空に、船を向かわせるというのはあり得ない選択肢です。
荷主(恐らく関空)が運んでくれと無理を言ったのかもしれませんが。

船だけの責任にすべきではありません。
運航会社も力関係で断り切れなかったのかもしれません。
荷主にもきっちりと第三者機関が調査をすべき案件です。

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ふじぴー

海運関係者Aさん、情報誠にありがとうございます。
そうですね、話の前後というか経緯が不明ですし船だけの責任ではないかも知れませんね。
誰でも台風の影響は分かっていたはずなのになぜあのような場所に停泊していたのか
なにかしらどこかのセクションで無理を言う人がいた可能性も含め
圧力のかからない第三者機関の調査が期待されますね!
貴重な情報、お時間をいただきましてありがとうございました!

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ちゅるみちゃん

通常は揚荷役が9/3に終了した場合、速やかに積荷役地へと向かいます。
今回は悪天候もしくは次航が未定の為、ジェット燃料の主たる
積地の堺や大阪国際付近での待機指示がオペレーターより
なされたのではないでしょうか。
そして周りの環境により普段は波風が軽減されやすい
関空付近での停泊を選択したものの、
予想以上の暴風に流され慌ててエンジンを掛けたものの時既にお寿司ですし無理ゲーですやん状態になってしまったのではないかと予想。

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ふじぴー

ちゅるみちゃんさん、見解コメントありがとうございます。
そうですね。指示によって待機していた可能性が大きいですよね。
船長の判断や操船技術云々だけではどうしようもない予想以上の台風に対応できなかったと。
今回の2018年台風21号は多くの爪痕を残したとは思いますがそれを糧にし
今後、“予想”のレベルを上げてもらいたいですね。

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もい

関空の側の9/5の会見によると、燃料補給のために呼びつけたりした責任には全く触れてませんでしたね。

『(補給終了後から)時間があったのだから遠くに行けばよかったのでは?連絡橋は関空の持ち物ではないので衝突そのものの損害は違いますが、それによって受けた不利益に関しては賠償することになると思います』とのことです。

関空側の責任は0という立場みたいですね

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ふじぴー

もいさん、コメントありがとうございます。
西尾裕専務のお話しですね。取引先を突き放したようにも聞こえますよね。
台風の中強引に呼び寄せた、または強引にGOサインを出したなど
そのあたりの指示の経緯がまだ不透明でモヤモヤ。。。

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ポパイ

停泊場所の選定ミス、荷役終了後、次の積み地が決定していなくても、走錨発生を仮定すべき、また、台風接近してからでは、揚錨して移動は困難、多くの船舶が関空の南に停泊避難している中を海面から吹き上がるしぶきや雨などで視界が悪くなってからの移動は危険も伴うし、複数の船舶が停泊、また、走錨する船舶や移動する船舶等がある中、レーダー映像に干渉が大きく表れ移動は難しい。台風の影響を甘く見た船長判断ミス、また、船舶職員の船長へ協力不足、以上のことから運航者、船主は近年安全に対する要請は強く、圧力とは思えない、関空南には沢山の停泊船があり停泊するには停泊船の少ない場所と判断したのではないのか時間が無駄かもしれないが小豆島のほうまで移動して台風を交わすべきだった。酷な言い方かもしれないが船長の判断が甘かったと思う。

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ふじぴー

ポパイさん、専門性の高いご意見誠にありがとうございます。
そうなんですね。近年では運航者、船主に安全面の徹底が図られていたのですか。
冷静な判断が下せない状況下にあったかもしれませんが色々な回避方法、選択肢があったのかと考えると
また違う、事故に至った経緯が考えられますね。しかしこの点がなぜ報道されないのでしょう。
運航会社には圧力がかかっていないかもですが、報道に抑制がかかっているのかも知れませんね^^;

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tkato

早く言えば台風に対する船長判断が甘すぎる。早くから強烈な台風が来る予報
が出てるのに関空や紀伊半島の山々が風よけになるとの甘い考えが重大事故を
起こした原因の一つで緊急時の応援体制(曳船業者等の連絡等)が出来て無い。
片方の巨大なクレーン船も大阪湾にいたのに何の被害も無しで急遽きてくれた。
会社自体の台風対策や従業員の危険予知活動が徹底された差が出てる。

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ふじぴー

thatさん、コメントありがとうございます!
そうですね!甘い考えが要因になったことが大きいですよね。
子供ですら雨が降りそうだと思えば傘を持って家を出て行きますが
危機管理能力の低さに開いた口がふさがりません。
日本は台風・地震など多くの天災に常に脅かされていますので
今回の事故に限らず2018年も大きな災害によって多くの被害が出ましたが
いざという時のための教育の大切さが改めて見直されることを祈りたいです!

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