競泳界に衝撃のニュースが走りました。
筆者自身も小中高と水泳に心血そそいでいたので
気が気じゃありません。
2019年2月11日21:00、
競泳の池江璃花子選手が
オフィシャルのツイッターで
自ら白血病であることを告白されました。
ネットでは共感や悲しみの声が多く寄せられています。
池江璃花子の白血病についてのコメント全文
応援してくださる皆様、関係者の皆様へご報告があります。
日頃から応援、ご支援を頂きありがとうございます。
この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、「白血病」という診断が出ました。
私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。
ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります。
今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。
池江璃花子
(記事引用元:日刊スポーツ)
ご報告です。 pic.twitter.com/zP2ykLRgCD
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) February 12, 2019
池江璃花子の白血病はいつから?ステージは?
池江璃花子選手は2019年1月ごろから体調不良を訴えていたそうですね。
2019年初レースは1月13日に都内で行われた三菱養和スプリント。得意の100メートルバタフライは、1分00秒41と、自己ベスト(56秒08)とはかなり差があるタイムだった。出場を予定していた200メートル自由形は体調面を考慮して棄権。レース後は「自分でもビックリするくらいタイムが遅かった」と話し「体のだるさを感じることが多くなっている。去年に比べるとだいぶ疲れの抜けが遅くなっている感じはしている」と明かしていた。
(記事引用元:デイリー)
重度軽度など
現在ステージや病状についての
詳細は明らかになっていません。
詳細が明らかになり次第追記いたします。
筆者は詳しくなかったのですが
白血病と言っても様々な種類があるようです。
リンパ性の白血病
自分は7年前にリンパ性の白血病を発病しました。
小児がんでした。
池江選手の今の心境、痛いほど想像できます。
決して負けないでください。
命あっての競泳です。
東京五輪の次の次でも良いです。
復帰して金メダル取るのを待ってます。— flash⚡️(RNはしゅ〜後輩) (@flash51481397) February 12, 2019
骨髄性白血病
私は18の時に骨髄性白血病になり治療を受けました。治療で2年位入退院してましたがその後は病院に行く事も無く20年くらい経とうとしています。私の頃と比べて医療も進歩してますし白血病は治る病気なのでまずはゆっくり休んで治してください。体調が戻り元気な池江さんの姿を見れるのを待っています。
— 液体プラニウム (@ginsei4) February 12, 2019
中には余命宣告される場合もあるとのことです。
池江璃花子の白血病は治るけど毛が抜ける?
池江璃花子選手のツイッターには
同じ病気で苦しむ方たちからの温かいコメントが
多く寄せられています。
その方たちの中のコメントによると
病状、治療法次第では一度、髪の毛が抜けけ落ちる可能性もあるとのこと。
璃花子さんへ
ニュースを見て驚きました。
娘も22才で急性骨髄性白血病を発病、今11年目元気に毎日笑って過ごしています。
一度髪は失いますが、心配しないでネ。
新しい美しいつややかな髪がスグに復活します‼
必ず戻られるから皆でユックリ待っています。— チロの母 (@tirosyu) February 12, 2019
投稿者の方のお言葉によると
また髪は元通りになる可能性があるのだとか。
池江璃花子は急性骨髄性白血病?治療法は?
白血病は大きく分けて
急性白血病
慢性白血病
の2種類。
池江璃花子選手はまだどちらのケースなのかは
明らかになっていません。
それぞれのケースで治療法が異なるとのことですが、
急性骨髄性白血病の場合は大きく分けて
『化学療法』と『造血幹細胞移植』の2種類。
造血幹細胞移植とは、
骨髄移植、末梢血幹細胞移植、さい帯血移植のこと。
俳優の渡辺謙さんは『急性骨髄性白血病』でした。
渡辺謙さんが池江璃花子選手に送った言葉によると
もしかすると同じ『急性骨髄性白血病』の可能性もあります。
1989年に急性骨髄性白血病を患った俳優の渡辺謙(59)は同日ツイッターを更新し、池江に向けてエールを送った。 渡辺は「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。何故今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています。」
(記事引用元:スポーツ報知)
慢性骨髄性白血病(CML)の場合の治療法は大きく分けて
『薬物療法』と『移植療法』の2種類の治療法に分けられるとのこと
『分子標的治療薬』
慢性骨髄性白血病(CML)の原因であるBCR-ABL遺伝子からつくられるBcr-Abl蛋白(チロシンキナーゼ)を狙い撃ちし、そのはたらきを抑えることで、白血病細胞が増えないようにする薬です。白血病細胞を狙うので、正常な細胞に及ぼす影響が比較的少なく、従来の抗がん剤よりも副作用が少ないという特徴があります。
『造血幹細胞移植』
通常よりも強力な化学療法や放射線照射を行い、骨髄中の白血病細胞や造血幹細胞を死滅させた後に、正常な造血幹細胞を移植して骨髄の造血機能を回復させる治療法です。現在のところ、治癒の可能性がある唯一の方法です。ただし、造血幹細胞の提供者(ドナー)が必要で、移植した造血幹細胞に対する拒絶反応を抑えなければなりません。
『化学療法』
抗がん剤を用いた治療法です。白血病細胞の増殖を抑え、増加した白血球数を正常値まで減少させ、肥大した脾臓を小さくします。化学療法は、白血球数が多い患者さんで慢性骨髄性白血病(CML)と診断されるまでの期間に使用されることがあります。
『インターフェロン‐α療法』
体の中にもともとあり、ウイルスを攻撃したり、免疫の働きを活性化したりするインターフェロン‐αを用いた治療のことです。白血球数を正常値まで減少させ、ときには白血病細胞を死滅させることができます。分子標的治療薬が効かなくなった場合や、造血幹細胞移植が行えない場合に用いられます。
(記事引用元:がんを学ぶ)
池江璃花子の白血病 まとめ
2019年2月11日の夜21:00に
池江璃花子選手のツイッターにあげられた
告白コメントを読ませていただく限りでは
これからも選手としての姿をファンに見せていきたい、
そんな覚悟がみられました。
当面は、世界選手権も出場を見送る予定だといいます。
東京五輪への出場の可能性も病状次第では難しいかもしれませんね。
そんなことよりもとにかく、
病状が一刻も早く回復することを願います。