からだをデザインするカフェ『re:Li』

 

最近行ったカフェのことを

だれかにシェアしたい、めずらしくそう思った。

あえて先に言っておきたい。

この報告は個人的な考えや偏見、妄想に満ちあふれている。

 

こいつ勝手なこと言ってるな〜

と笑いとばしていただければ幸いである。

 

 

名古屋の隠れ家カフェ

 

なんだろう。

カフェをおすすめするのって

なんで恥ずかしいんだろう。

カフェ、って響きがもうはずかしいような。

まいいかそんなことは。

 

伏見駅から南へ5分ほど歩き

西へ2分ほど歩くと

公園の南側の道沿いにそのお店はある。

 

大きな看板は出ていないので

素通りする人もいるかもしれない。

 

地図を見ながらのスマホ歩きには

十分注意してほしい。

っていうか、しちゃダメなのか。

 

 

 

2年越しの訪問

 

 

2年前だったか。

 

このお店、ダイニングバーをいとなむ

知り合いのオーナーさんに

おすすめいただいていた。

ぜひお伺いしたいとずっと思っていて。

 

でも

感想をだれかと共有したかったので

パートナーをだれにしようかと考えているうちに

あれやこれや

結局、2年。

行けずじまい。

 

なかなか行けずにいたのだが

おくさんと栄に出る用事があり

このお店のことを思い出したので

誘ってみたら行きたいとのこと。

一緒に行くことに。

 

手前味噌になるが

おくさんは料理が上手だし

食べるのもだいすきなひと。

お店づくりやフードコーディネートの

ノウハウや引き出し、腕前には感動すら覚える。

また

カフェもだいすきで、研究し

カフェ文化自体の在り方についても

オリジナルな考えやセンス、意見を持っている。

仕事の知り合いなど、まわりを見回しても

ここまでのフードコーディネーターは数少ない。

 

 

そんなおくさん、店に入ったファーストインプレッション。

 

「あー(はいはいあるよね)。」

 

きっついリアクションである。

 

ぼくは

すぐ批評したり否定したりするのが好きではないし

したいとも思わない。

また

そんな人と一緒にいると顔がひきつってくる。

 

これがパートナーえらびに

時間がかかっていた理由なのかもしれない。

せっかく誘ったなら喜んで欲しいもの。

 

ふつうに低い年代の女子あたりと行けば

ふつうに喜んでくれただろう感のある

お店のたたずまいだ。

 

正解はそっちだったか。

おくさん連れていくんじゃなかったな。

 

その時は思った。

 

 

 

安定のアンティーク系カフェ

 

見た目はいわゆる

アンティーク系をおしゃれと定義したようなカフェ。

 

新しくカフェができたよ、オシャレだよ

と、おすすめされて行ってみると

最近は大概

サードウェーブコーヒースタンド系か

アンティーク系のカフェのどちらかが多かったりする。

 

辟易とまではいかないが

ぶっちゃけ食傷気味なのだろう。

 

おくさんのきついリアクションには及ばないが

ぼくもすこし、これ系に不感症になってしまっているのは否めない。

正直、オシャレだね、だとか落ち着くね、だとかとくに感想はない。

 

だが

食事を終えお店を出たときには

見方が違っていた。

 

あえて見慣れた(よくある)景色をつくり出すことに

成功しているのかもしれない

そう思えるような

強みでありコンセプトを持ち合わせていた。

 

店舗のデザインは、古道具や古材を使用し

だれもが見慣れたアンティーク系でまとめ

刺激を与えないように。

そして

しっかりフォーカスしてほしいものが

際立つように。

 

 

 

身体がよろこぶ食事

 

ランチ時にお伺いし

ぼくとおくさんは別々のランチメニューをお願いした。

 

待つ時間はほとんどなく

ちょっとお話ししているあいだに

食事は届けられた。

そして

テーブルに届いた料理に込められた

お店からのメッセージを受け取り

ふたりとも即座に、ほぼ同時に共感した。

 

当初の

この人とくるんじゃなかった、との考えは

この共感できた瞬間に覆った。

この感動がわかるおくさんと来て正解だった。

 

 

 

 

おいしい。

からだがおいしいと言っているのだ。

食べ進めれば進めるほど

からだがよろこんでいるのがわかる。

 

 

 

しっかりフォーカスしてもらいたいもの。

お店に来ていただく方に

ピントを合わせてもらいたいもの。

身体と心で感じてもらいたいもの。

それは『食事』なのかもしれないし

もしかしたら

そのための店舗のあしらい方を選択したのかもしれない。

 

 

 

 

食べ物といのちが呼応する

 

ふじぴー家の子どものたちのからだは

ほんとうに正直にできているなぁと感じるときがよくある。

からだに不必要そうな添加物や油をつかっている

またはつかっていそうな食べものと

そうではない食べものとは

食べるスピードも違うし量もちがう。

そして後者の場合には

前者ではみられない

なぜか元気になるという反応を見せる。

よそ様の子どもさんはどうだろうか。

 

ぼくの敬愛する辰巳芳子さんの著書であり

ぼくの人生のバイブルのひとつ

『いのちの食卓』(マガジンハウス)。

食事を終えたあと帰りの車を運転しながら

その本にある一節を、ふと思い出す。

 

「食べ物といのちが呼応し活力をもらう」

 

 

旬の物に身体をよろこばせる日本人の食文化を

今いちど、ぼくらは再確認してみてはどうだろうか

そんな思いを誰かに伝えたくなる

滋養と食べごこちにこだわった

人のからだを整えるデザインに出会った。

 

滞在する時間に余裕がなく

予定していた

コーヒーやデザートをいただくことが

できなかった。

次回の再訪の楽しみである。

 

 

 

re:Li

名古屋市中区栄1-25-5

11:00〜16:00 18:00〜22:00

定休日:水・木(日曜営業)

http://cafereli.com

 

 

その他のオススメ記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です