表現力を伸ばす5つの方法と親の心の安らぎ

 

上の写真はうちの子が描いたものではない。

とある小学校の作品展に飾られていた一枚の絵。

小学校低学年の子の秀逸作品だ。

 

上手、下手とかでは言い表せない

全作品のなかで極端に秀でた

表現力豊かな作品だと思った。

ふじぴー動揺。

ここまでの表現力が

小学校低学年までに培われるものなのかと。

 

表現力は生まれもってくる能力なのか?

そんな疑問はもともとあったが

さらに興味が沸いた作品との出会いだ。

 

うちの子たちはどうか。

「ふじぴーの子なのに

 なんで絵を描かないんだろうね」と

知り合いにつっこまれるほどうちの子どもたちは

絵を描くことに興味がないようだ。

もちろんそうなれば言うまでもなく

絵を描くことが上手にはならないだろう。

ここで言う『上手』というのは

もちろん『表現』の仕方が上手、ということだ。

 

しかし最近、驚いていることがある。

うちのいちばん下の子が

絵を描いたりものを作ったりすることに

喜びを覚えはじめているようだ。

そんな中

前々から「絶対に見にきてね!」と言われていた

小学校の作品展にわくわくしながら足をはこんだ。

 

はやる気持ちで靴をぬぎスリッパに履きかえ

手をひっぱられて連れていかれたその先にあった

作品の前につくとびっくり。

めちゃくちゃ面白い表現方法、表現力!

ふじぴー感動。

親ばかボーナス点を差し引いたとしても

ぼちぼちの表現力だぜ、ふじぴー3号。

 

3号の作品もすばらしいのだが

上の写真の作品に直面したときの感動は

また違ったベクトルで胸に刺さった。

 

もちろん技術自体は巧くない。

そんなことは大切なことではない。

 

 

たいせつなのは

『表現力』だ。

 

 

表現力はあったほうがいい?

 

 

自分が見たものや体験したこと

そして自分なりの解釈や思うところを

誰かに伝えたい。

わかってもらいたい。

共有したい。

そのためにできることを

精一杯生み出す努力をする

そう思える心、

それが表現力

 

 

社会に出たときに必要であり重んじられる

思考力、判断力に並ぶ力

『表現力』。

 

それがあるかないかで

絶対に、一生を左右するという

ものではないとは思うけれど

社会に出たときの

コミュニケーション能力であったり

プレゼン能力であったり

何かしら

人生をバックアップしてくれる

能力のひとつとして成り得るのではないだろうか。

 

うちの子たちにも

ぜひ身につけてもらいたい。

 

強制するのではなく自然なアプローチで

表現力のある人間へと育つ手伝いができたらいいなと

心から思っている。

 

 

 

 

表現力育成方法はアドラー哲学に似ている

 

表現力はもともと遺伝子に組み込まれていたり

表現したくなる人との出会いや経験から

培われるもの、そんな気もするのだが

親としてなにか

できることがあるのかもしれない。

 

ムダなあがきかとも思ったが

調べてみた。

 

探してみたら、あらま、面白い。

ふじぴー絶賛勉強中の

アルフレッド・アドラーさんの

アドラー哲学の教えに

似ているではないか。

 

表現力を伸ばすために

親としてなにができるのか

いろいろ探し、自分も納得のいった情報に

3人の育児から学ばせていただいた

ふじぴーなりの考えを織り交ぜながら

5つの項目にしてまとめてみた。

 

 

表現力を伸ばす5つのこと

 

①親自身が表現力豊かに接する

 

まずは基本、ここが一番大切であり

実行に移しやすいのではないだろうか。

いつも一緒にいる親が

人格を形成する上でいちばんの見本でもある。

その見本となる人間が

表現力のない、淡々としたリアクションを

子どもに向けてぶつけているようでは

子どももそれが正解だと思ってしまうだろう。

子どもの訴えを見過ごしてはいないだろうか。

自分が興味あることだけに反応してしまっては

いないだろうか。

 

②褒め(すぎ)ない

 

アドラー哲学では褒めることを否定している。

『褒められたいからやる』

そういう子になってしまう恐れがあるから。

そうなると自立心が養われないどころか

褒められるレベルに落として成功しようとする

怠慢な子になる危険性をはらんでいる。

上から目線ではなく

同列の横並びの意識をもって

共感し勇気づけるだけでいい。

 

あほなのでなんでもシンプルに考えたいふじぴーは

結果ではなく、課程にたいして

喜び、共感し褒めること

それだけに注意することにしている。

 

でも親であれば

「すごーい!えらい!」と

涙ぐみながら褒めたくもなるものだ。

人間らしいなと個人的には思う。

大事なのは褒めかたが大事なのだと思う。

 

 

③表面だけをみて偏見をもたない

 

「ばかだな」とかは最悪。

たとえば

「恐がりだね」

「はずかしがりやだな」などの言葉。

 

子どもの表面的な一面だけを見て

判断し偏見をもち『言葉』という槍にして

子どもの心に刺してしまうことは

知らず知らずに、暇つぶし程度に

出てしまってはいないだろうか。

 

言葉にはすごい力がある。

「じぶんはそういう人間なんだ」と

洗脳してしまう力がある。

大人たちの勝手な『判断』が

表現したいと思う心や表現力を押しつぶす

要因であるとも言える。

 

 

④自分の考えと違うからといって否定しない

 

子どもの心に生まれた気持ちや言葉を

親の頭の中で理解できないというだけで

「間違っている」ことと勝手に判断して

自分の思い通りにしようとしない。

 

自分の気持ちをコントロールできず

子どもに怒りの感情をぶつけてしまっているときに

よくあるのではないか。

 

子どもたちなりの考えがあり

言葉や態度にして表現しているのであり

親のことを否定しているのではないことを

わかっておきたい。

 

これは

『承認欲求』からくるものではないだろうか。

 

親の価値観や思い込みを押しつけて

言葉たくみに

まるで正解であるかのように

怒りの感情を用いて誘導したり。

 

 

 

⑤感情を抑え込まない

 

④と似てるけれどちょっと違う。

①の表現豊かな親自身のリアクションの次に

いや、もしかしたら表現力を伸ばす上で

これが一番大事かもしれない。

親なら、勇気づけと勘違いして

「怖くない!」「痛くない!」

など、つい言ってしまいがち。

 

感情を抑え込ませるのではなく

「怖いんだね!」「痛いんだね!」

と、共感してあげるだけでいい。

あくまでも

判断・反応しないことが大切。

 

 

プラス『禅』の教えでフォロー

 

一番下の子だけが絵が好きになったり

お話が大好きであったり(うるさいくらい)

上の子たちと全く違った性質であることに

ただ、驚いていただけだった。

だが今思い返してみると

ふじぴーがアドラー哲学を勉強しはじめた時期と

3号機を育てはじめた時期とが重なっていた。

 

アドラーさんの教えを

多少なりとも実行に移すことができていて

もしかしたらその結果の表れなのかもしれない。

 

 

わかっちゃいるけど

 

アドラーさんの教えは

ほんとうに大切なことを気づかせてくれる。

最初はびっくりするような教えだし

たいへん理解に苦しむ。厳しい。むずかしい。

わかっちゃいるけど実行に移せない。

そういう人が多いと思う。

 

上の5項目を書いておきながら

自分の胸を痛めている

おばかさんのふじぴーは

もっと具体的なやりかたを教えて!

となるのだが、悲しいかなそこまではアドラーさんは

やさしくない。

手とり足とり教えてくれない。

(注:怠け者ふじぴー調べ)

 

 

親が疲れてしまうのではないか

 

表現力を伸ばしてあげるためになにができるのか

調べていて思ったことがある。

これは、ほかの子育てノウハウ情報にも

いえることかもしれない。

確かに

正しいことがしっかり書き連ねてあるなとは思ったが

それにしても、なぜ

「あれをしてはダメ」、「これをしてはダメ」と

親を抑制するようなことばかりの情報が

あふれているのだろう、と。

 

現代の日本

子育てに疲れはてている親が

多くなっているという話があるのもうなづける。

こういった情報が多いのが

原因の一つかもしれない。

 

こんな考え方はいかが?

 

表現力の育成うんぬんだけではなく

心穏やかな子育てや人生をおくることにおいても

役に立つ

禅の教えがある。

この教えを理解すれば

子どものために親が抑制されるのではなく

 

子どもとのコミュニケーションのおかげで

自分の心が楽になる修行ができる、のだと。

判断・反応しないようになると

人生、疲れないようになる。

ひとの荷物を背負い込まなくなるので

肩の荷がおりて楽になる。

 

 

判断・反応しない練習を

 

禅の教え

「判断・反応しない」能力を身につけて

この教えであり方法を

アドラー哲学にプラスしてあげると

アドラーさんの教えを

実行に移しやすいのではないかとも思うし

親が、子育てに疲れず

心穏やかにすごせる人生が

手に入るのではないだろうか。

 

 

まとめてみる

 

①親自身が表現力豊かに接する

②褒め(すぎ)ない

③表面だけを見て偏見をもたない

④自分の考えと違うからといって否定しない

⑤感情を抑え込まない

 

表現力を伸ばすために親ができることに

そんな5つの方法があった。

 

学んではみたものの

すべてを実行に移すためには

何度も繰り返すが

『判断・反応しない』能力を身につけることが

大切になってくる。

判断しない、反応しない能力については

また違う機会にふじぴーの思うところを交えながら

お話しさせてもらえたら幸いである。

 

子どもたちの

表現する気持ちや言動、行動を

親の勝手な判断で反応(対応)しない。

ありのまま見つめる、だけ。

同列に立ち横から勇気づけながら

一緒に共感してあげて

表現力豊かに子どもに接してあげることが

表現力のある子どもを育てることにつながる。

 

そして

 

その副産物でもある恩恵

「親の心の安らぎ」を手に入れられることができたら

幸せな人生を送ることができるのではないでしょうか。

 

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